平日は難しくて・・・日曜日のみアルバイトしたい、という場合もありますよね。
週1の日曜日バイトだと家事・育児に影響が少なく、働きやすくてメリットがある、というママ薬剤師さん。
ダブルワークで収入アップのために週1、調剤薬局やドラッグストアの日曜日バイトを探しているという薬剤師さんもいらっしゃるでしょう。
実際に薬剤師の求人サイトで調べてみると、週1の日曜日バイトというのは需要があります。
ただし、求人数としては少数で希少となりますので、情報収集をされるのでしたら複数の薬剤師求人サイトを活用する方法をおすすめします。
土曜日や日曜日のみといった週末1日薬剤師バイト・パートを探すために、活用をおすすめしたい薬剤師求人サイトについてご紹介いたします。
目次
薬剤師 日曜日だけの週1バイトについて
日曜日だけ週末にアルバイトしたい、という場合の職場は、ドラッグストアもしくは調剤薬局となります。
年中無休で営業をしている薬剤師の職場としては、ドラッグストアがやはり多いです。
調剤薬局でも日曜日に開局しているところもありますから、地域によっては、
「日曜日のパート・バイト薬剤師募集、隔週勤務可能な薬剤師さん歓迎」
といったような求人が見つかる可能性もあります。
日曜日のみの求人募集の傾向としては、調剤薬局は日曜日のみ勤務歓迎が多いといえます。
ドラッグストアの場合には、日曜日+平日1日、といったような求人が多く見られる傾向はあります。
日曜日だけではなくて、もうあと1日平日でも働ける薬剤師さん歓迎、といったことからは人手不足の様子が伺えるといって良いでしょう。
週1の薬剤師・日曜日バイトの需要
薬剤師が不足しているエリアは多いです。
突発的に事情があって薬剤師を単発、短期で募集しているケースもあります。
薬剤師の育成に要する時間が4年から6年へと変わった時期もありましたが、それからさらに年月が経ってもやはり薬剤師不足の状況が続いています。
その背景としては、調剤薬局やドラッグストアの新店開設のペースがこれまでは速かったことが要因にあります。
(コロナ後は分かりませんが・・・)
特に薬剤師は女性が多い職業です。
家庭のあるママ薬剤師にとっては、土日、週末は休んで家族の時間を優先したいという方も多く、そのため土曜日、日曜日の週1バイト勤務といった需要が生まれています。
土日など週末はお子さんがいれば発表会や習いごと、お出かけ、旅行などの予定も入りやすいですし、週末にまとめて家事・食事の作り置きなどをこなすママも多いでしょう。
時間がいくらあっても足りない!
という子育て中のママ薬剤師にとっては、週末の休みは貴重です。
土日は働けません、といったことで当初から希望を出して採用されているパート薬剤師の方も多いでしょう。
そのシフトを埋めるために、土曜日や日曜日のみの薬剤師求人が出ていることもあります。
そうした求人を見つけることで薬剤師は日曜日などもアルバイトをすることができます。
薬剤師 日曜日バイト、どの薬剤師求人サイトがおすすめ?
では実際に薬剤師の日曜日バイトなど、週1求人を探す場合にはどの薬剤師求人サイトが情報収集しやすいでしょうか。
複数の薬剤師求人サイトを調べた結果、おすすめは次のようなところとなります。
ファルマスタッフ

薬剤師求人数、業界トップクラスのファルマスタッフでは、薬剤師さんの様々な希望条件に応じて求人探しをすることができます。
週1からアルバイト可【夜間・掛け持ちOKの求人特集】として求人も掲載されています。
夜間・夕方~/週1日~/土日勤務のみ歓迎など、掛け持ち希望の方や薬学生向けの求人をピックアップ。
OTC業務はもちろん、希少な夜間のみOKの調剤求人も多数!ご希望に合わせて勤務時間や曜日を調整いたします。気になる求人があれば、ファルマスタッフにお任せください。
バイトをお探しになっている地域によっては求人がなかなか見つからない可能性もありますが、情報収集にまずおすすめしたいのがファルマスタッフとなります。
週1薬剤師バイト、働き方・時間帯の需要
週1日の薬剤師バイトは需要がある働き方ですが、求人に応募する際、時間帯が問題となるケースもあります。
調剤薬局やドラッグストアとしても、薬剤師さんにシフトに入って欲しい時間帯があります。
特に仕事を見つけにくいのが午前中のみ短時間の勤務です。
求人を調べていて、需要が多いのが朝から夕方までフルで勤務出来る薬剤師さんを歓迎するアルバイトです。
朝から夜までの営業時間の中で、4時間~6時間の間で応相談、といった求人も中にはありますが、基本的にはその他の薬剤師さんのシフトによって変わると考えて良いでしょう。
週1の薬剤師バイトをお探しになる場合には、職場となるドラッグストアや調剤薬局が希望するシフトに合わせて働く、といったことが可能だと職場探しもしやすくなります。
日曜だけなど週1日の薬剤師求人探しは、派遣よりはバイト・パートが見つかりやすいです
今回のような日曜日バイト、週1日の薬剤師求人をお探しになる場合には、雇用形態として見つかるのは多く、アルバイト・パートでの求人です。
とはいえ、なかなか日曜日のみ勤務できる求人というのは少ないのが実情です。
時給については高時給なほど嬉しいものですが、働くための制約があり、求人が少ない以上はあまり時給にこだわらず仕事探しをされることをおすすめします。
薬剤師バイト:最新の時給相場データ
2025年現在の薬剤師バイト時給相場は、地域や職場形態によって大きく異なります。
関東エリアでは、調剤薬局の日中勤務で時給2,000円~2,500円が相場となっています。
ドラッグストアでは時給1,800円~2,300円程度で、調剤薬局よりもやや低めの設定が一般的です。
夜間勤務(18時以降)の場合は、時給200円~500円の夜間手当が加算されることが多く、時給2,500円~3,000円程度まで上昇します。
関西エリアでは関東より若干低く、調剤薬局で時給1,900円~2,400円、ドラッグストアで時給1,700円~2,200円程度が相場です。
地方都市では時給1,600円~2,000円程度となり、都市部との格差が見られます。
経験年数による時給の違いも顕著で、調剤未経験者は最低時給からのスタートとなりますが、5年以上の経験がある薬剤師は時給交渉により200円~300円の上乗せが期待できます。
管理薬剤師経験者や在宅医療経験者は、さらに高い時給設定となる場合があります。
厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、薬剤師の平均年収は577.8万円となっており※、日曜日のみのバイトでも年間75万円程度の副収入が見込めます。
※出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査 結果の概況」(https://www.mhlw.go.jp/toukei/itiran/roudou/chingin/kouzou/z2023/index.html)
日曜のみ・週1日の薬剤師アルバイトはWワークOKの求人も多いです
「週1日勤務可能な薬剤師さん募集」
「日曜日のみ勤務の薬剤師さん歓迎」
といったように勤務日数が週1日ですから、ダブルワーク、掛け持ちOKで募集を行っている求人が多いことも特徴と言えます。
働き方に関しては、もし採用された場合には少ない勤務日数だからこそ、毎週しっかりとシフトは出勤するといった気持ちは重要になってくるでしょう。
面接の際の志望動機については週1日で働きたい事情、理由を正直に伝えることで問題ないでしょう。
不採用になった場合には、調剤薬局やドラッグストア側が勤務して欲しい時間帯と合わなかった、といった理由が多くなるようです。
週1の日曜日バイト、求人数は少ないものの需要に関してはありますので、まずは情報収集をされてみてはいかがでしょうか。
いずれの薬剤師求人サイトも、バイト・パート求人だけではなく、正社員や派遣薬剤師、週5日のフルで働くためのアルバイトなども求人が充実しています。
状況が変わった際、今後のお仕事探しにもぜひ活用してみてください。
土曜日・日曜日のみ週末 薬剤師バイト
ご紹介してきたように、薬剤師が週末を利用してパート、1日だけのアルバイトを探そうと思った場合、職場は限定されます。
調剤薬局か、ドラッグストアが主な職場となります。
調剤薬局の場合には立地や経営者の考え方次第では土日は休みのこともあります。
一方でドラッグストアは基本的には365日営業が多いですよね。
近年はお正月は休む、といったドラッグストアも増えてきてはいますが、その他の時期は週末も営業しているチェーンが多いです。
日曜日だけアルバイトをしたい薬剤師さんは、近隣から情報収集を始めてみて、通勤可能なエリアに渡って仕事探しをしてみると、条件が合う職場が見つかるのではないでしょうか。
営業時間が長い調剤薬局やドラッグストアは週末のアルバイトに狙い目です。
アルバイトをする時間帯として、夕方以降など遅い時間帯の方が働きに出やすい、といった事情がある薬剤師さんもいらっしゃると思います。
派遣会社などを利用して仕事探しをする場合には、条件を伝えてそれに沿って探してもらうことができますので、ぜひ活用してみてください。
ファルマスタッフは週1日~OKの薬剤師求人も取り扱いがありますので、パート・アルバイト探しにもおすすめをしています。
日曜日バイト求人例と応募成功のポイント
日曜日のみの薬剤師バイトを成功させるためには、実際の求人事例を知り、効果的な応募戦略を立てることが重要です。
ここでは例として、関東エリアの具体的な求人例を紹介します。また、採用担当者に評価される応募のポイントについてもご紹介します。
関東エリアの実例
2025年9月現在の関東エリアにおける日曜日バイト求人の実例を見ると、時給や勤務条件に地域差が見られます。
東京都内では、港区新橋の調剤薬局で時給2,000円~2,700円、町田市の調剤薬局で時給2,000円以上の求人が出ています。
神奈川県では、横浜市港北区の調剤薬局で時給2,000円~2,200円、開成町の薬局で時給2,500円の求人があります。
埼玉県や千葉県においても、時給2,000円~2,300円程度の求人が散見されます。
求人で特徴的なのは、駅近(徒歩5分以内)の求人が多く、通勤の利便性を重視している点です。
また、扶養内勤務OK、Wワーク歓迎といった条件を明記している求人も見つけることができます。
勤務時間は9:00~17:00または10:00~18:00が主流で、8時間勤務が基本となっています。
日曜日のみバイトをする場合、短時間ではなく1日フルで働けるほうが求人を探しやすいということがいえそうです。
応募時のポイント
日曜日のみの薬剤師バイトに応募する際は、継続勤務の意思を明確に伝えることが最も重要です。
週1日という限られた勤務日数のため、採用担当者は「すぐに辞めてしまうのではないか」という懸念を抱きがちです。
面接では「最低1年間は継続して勤務したい」「家庭の事情で日曜日のみの勤務を希望している」など、具体的な応募の理由を説明しましょう。
シフトの柔軟性と責任感をアピールすることも効果的です。
「日曜日は確実に出勤できる」「急な欠勤は避けたい」といった姿勢を示すことで、信頼性の高い人材であることをアピールできるでしょう。
調剤経験がある場合は、「処方箋応需経験○年」「一包化業務可能」「在宅医療経験あり」など、具体的なスキルを伝えることが重要です。
面接でよく聞かれる質問として「なぜ日曜日のみの勤務を希望するのか」「他の曜日は本当に働けないのか」「長期間継続できるか」などがあります。
これらに対して、しっかりと回答を準備しておくことが成功の鍵となります。
日曜日バイト薬剤師の働き方パターン
日曜日のみの薬剤師バイトには、主婦薬剤師とダブルワークを希望する薬剤師という2つの主要なパターンがあります。
それぞれ異なる目的と制約条件があるため、働き方のメリット・デメリットを理解して最適な選択をすることが大切です。
ここでは各パターンの特徴と成功のポイントを具体的に説明します。
パターン1:主婦薬剤師の場合
家庭との両立を重視する主婦薬剤師にとって、日曜日のみの勤務は理想的な働き方の一つです。
平日は家事や育児に専念し、日曜日だけ薬剤師として働くことで、職場復帰への不安を軽減しながらスキル維持が可能になります。
扶養内勤務を希望する場合、2025年の税制改正により給与所得控除が55万円から65万円に引き上げられ、扶養親族等の合計所得金額要件が58万円以下(給与収入のみの場合は123万円以下)となりました※。
日曜日のみの勤務(時給2,200円×8時間×月4回×12ヶ月)では年収約85万円となり、扶養範囲内での勤務が十分可能です。
ただし、配偶者の勤務先によって家族手当の支給基準が異なるため、事前に確認することが重要です。
子育て中の薬剤師が注意すべき点として、急な発熱などで欠勤せざるを得ない場合があります。
このような事態に備えて、家族や親族のサポート体制を整えておくことが大切です。
また、長期間のブランクがある場合は、復職支援研修を受講することで現場復帰への不安を軽減できます。
※出典:国税庁「令和7年度税制改正による所得税の基礎控除の見直し等について」(https://www.nta.go.jp/users/gensen/2025kiso/index.htm)
パターン2:ダブルワークの場合
副業として日曜日バイトを希望する薬剤師は、本業との両立が最大の課題となります。
労働基準法では週40時間の法定労働時間が定められているため※、本業で週5日×8時間勤務している場合、副業での労働時間は制限されます。
確定申告については、副業での年間所得が20万円を超える場合に必要となります。
この20万円ルールは2025年においても変更はありません※。
日曜日バイトで年間85万円程度の収入がある場合、必ず確定申告を行い、所得税と住民税を納める必要があります。
また、副業収入が20万円以下でも住民税の申告は必要なため、居住地の市区町村への申告を怠らないよう注意が必要です。
異なる職場での経験がもたらすメリットとして、多様な処方箋に触れることでスキルアップが期待できます。
本業が病院薬剤師の場合、調剤薬局での勤務により外来患者への服薬指導スキルを向上させることができます。
逆に、本業が調剤薬局の場合、ドラッグストアでのOTC販売経験により、幅広い医薬品知識を習得できます。
体力的負担を軽減する工夫として、本業と副業の職場間の距離を考慮し、通勤時間を最小限に抑えることが重要です。
また、連続勤務を避けるため、本業の土曜日勤務がある週は副業を休むなど、柔軟なスケジュール調整を行うことをおすすめします。
※出典1:厚生労働省「時間外労働の上限規制 わかりやすい解説」(https://www.mhlw.go.jp/content/000463185.pdf)
※出典2:国税庁「確定申告が必要な方」(https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/tebiki/2024/01/1_06.htm)
日曜のみ、週末だけの薬剤師バイトってどう?
日曜日のみ、週1日の週末だけの薬剤師アルバイトをお探しになる場合、何かしらの事情があってお仕事探しをされていると思います。
求人探しも場合によっては大変かもしれません。
薬剤師のパート・アルバイト先は主に調剤薬局、ドラッグストアになりますが、多くの職場ではフルで働ける薬剤師か、せめて週3日程度働けるパート・バイトで募集をしたい場合が多いためです。
それでも探せば日曜日のみ、週1日応相談といったドラッグストアなども見つかります。
記事中でもご紹介しましたが、薬剤師は女性が多いですから週末は休んで家族の時間を優先したい、家事を色々と済ませたい、といった方も多いです。
ママ薬剤師さんは特に子供がいる週末は休みたい、と希望することが多いでしょう。
そうした場合には、週末に勤務出来る薬剤師が募集されることがあります。
情報収集はエージェントを利用した方が効率が良いですし、薬剤師さんの負担も楽になります。
日曜日のみ、週1日の週末バイトであっても仕事がある、無いでは収入が大きく違ってきますね。
薬剤師は高時給で働けますから、ぜひ日曜日の薬剤師バイト求人をお探しになってみてください。